自動車整備士は自動車業界において、とても重要なポジションの職業です。車の安全を守る為点検整備と修理を行う自動車整備士はやりがいのある職業と言えますが、他の職業と比べて年収が低いと感じる人も多くいます。イメージで収入面を懸念に考える人も多いですが、日本自動車整備振興会連合会が発表した所によると平均で391万円程となっていて厚生労働省が発表した企業別の賃金額が大企業の場合約377万円なので格別に低い印象はないです。自動車整備士と一括にしても3級整備士と2級整備士と1級整備士と特殊整備士に分かれていて、タイヤ交換やオイル交換などの基本業務しか出来ない3級と1級では収入差が当然ながらあります。
自動車整備士に区切った中で見てみると車の販売ディーラーが併設する整備工場勤務の方が、民間の整備工場よりも年収は多いです。経験年数や年齢や整備士の資格の種類にもよりますが、車の販売ディーラー併設の整備工場と自営で整備工場を経営している場合には約100万円程の差があります。また輸入車の一部ディーラーによっては、車の販売ディーラー併設の整備工場よりもさらに年収が高いというデータもあります。年収を増やす為には1級整備士の資格を取得していることや、ディーラーに勤務していることが条件となります。
自動車整備士の数自体は若者の車離れもあり減少しつつありより、高い知識や技術を身に着けて必要な資格を取得することで高い待遇の職場に就職することも可能です。